【電子書籍】Kindle端末とiPadを比較!どっちがおすすめなのか検証
ポイントまとめ
- Kindle本に特化したKindle端末とiPadを比較
- 文芸作品などの活字本を読むならKindle端末がおすすめ
- 漫画や雑誌を読むことも考えるならiPadを買っておいて損はない
電子書籍を読むためにタブレットを買おうと思っているけど、Kindle端末とiPadどっちにしようかな?と迷われている方に向けて、どっちがおすすめなのか検証。
Kindle端末とiPadの比較表
ディスプレイ | ディスプレイサイズ | バッテリー | カラーの表示 | ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
Kindle | E Ink (電子インク) | 6インチ 〜 | Kindle端末は「E Ink」という特殊なディスプレイを搭載しているため、長時間の利用にも最適。充電頻度は使用時間に比例するものの、目安は2週間〜4週間に1度くらい。 | 現在、日本で販売されているモデルにはカラーでの表示は不可。カラーが表示できるモデル「Kindle Colorsoft」は存在する。 | AmazonのKindleストアで販売されている本を読むことに特化したタブレット(電子書籍リーダー)。他社の電子書籍を読むことはできない。また、アプリなどの概念は基本的にない。 |
iPad | 液晶 | 8.3インチ 〜 | 基本的には、スマホと同じように使用して1日1回の充電が必要。 | 全てのモデルで表示可能。 | Kindle以外にも、様々な電子書籍サービスの利用や、漫画アプリなどの利用を考えている人におすすめ。電子書籍に特化したタブレットではない。 |
Kindle端末はKindleの本しか読めないのが注意だね!
Kindle端末とiPadを用途別に比較してどっちがおすすめなのか検証
- 小説などの文芸作品やビジネス書(活字)を読むなら「Kindle」がおすすめ
- 漫画を読むなら「iPad」がおすすめ
- 雑誌・図鑑系を読むなら「iPad」がおすすめ
小説などの文芸作品やビジネス書(活字)を読むなら「Kindle」がおすすめ
Kindle端末の魅力の1つでもあるのが「E-ink(電子インク)」を採用したディスプレイ。
簡単に説明すると「黒の粒子」と「白の粒子」を移動させることで、ディスプレイ上に文字を表示させています。液晶と比べて画面の反射を抑えることができ、紙の質感に近い表現をすることができるというのが特徴。
比較対象として、iPadで同じようにKindleの本を開いて表示させたものがこちら。
iPadの方が文字の輪郭がハッキリとしているように見えるかと思います。写真だと分かりにくいかもしれませんが、iPadで読む電子書籍は、デジタル感が強いなという印象。
長時間文字とにらめっこしながら読書をするということを考えると、Kindle端末の方が紙の質感に近いため読みやすいと言えます。
Kindle端末は軽くてコンパクトだから片手でも持ちやすいんだよね
漫画を読むなら「iPad」がおすすめ
漫画を読むのであれば、iPadをおすすめします。
Kindle端末でも漫画を読むことはできますが、漫画のセリフの文字は意外と小さいため、快適に読みたいということであれば、ディスプレイのサイズが大きいiPadがおすすめ。
また、Kindle端末では(日本で販売されているモデルでは)カラーの表示ができないため、漫画の表紙やカラーのページがモノクロになります。Kindle以外に漫画アプリなどの使用も考えるのであれば、iPadを買っておいて損はないでしょう。
雑誌・図鑑系を読むなら「iPad」がおすすめ
雑誌や図鑑系は、紙のときは気づきにくいかもしれませんが、電子書籍にすると文字が異常に小さい。10インチ以上のディスプレイを搭載したタブレットでも、2ページ見開きすると文字が小さくて読みにくいと感じます。
基本的に電子書籍の雑誌を読む場合は、大きなディスプレイを縦にして片側1ページ表示で読むことになります。そして写真なども多く掲載されているため、Kindle端末は向いておらずiPadがおすすめ。
雑誌を読みたくてKindle端末を買おうと思っていたという人はやめておいた方が良いよ・・・
目的から考えるおすすめのモデル
- 活字の本だけ読みたい → Kindle
- 活字の本を中心に読みつつ漫画も読む → Kindle Paperwhite シグニチャーエディション
- 漫画・雑誌を中心に読むつもり → iPad
- 【番外編】漫画も読みつつコンパクトなサイズを求めるなら → iPad mini
活字の本だけ読みたい → Kindle
ディスプレイ
6インチ
容量
16GB
YOMUDAKE POINT
小説などの文芸作品やビジネス書などを読むためにだけに使いたいという方は、Kindle端末のモデルの中で最も安い「Kindle」がおすすめ。本当は、Kindle Paperwhiteというモデルをおすすめしたいところですが、2024年の新型モデル登場によって値上げされてしまい、2万円以下で買えるのはこちらのモデルのみ。本を読むだけならこれで十分という感じです。
活字の本を中心に読みつつ漫画も読む → Kindle Paperwhite シグニチャーエディション
ディスプレイ
7インチ
容量
32GB
YOMUDAKE POINT
活字の本も読むけど、たまに漫画も読みたいかな?という方は、Kindle Paperwhite シグニチャーエディションをおすすめします。通常モデルの「Paperwhite」との違いは、「明るさ自動調整」「ワイヤレス充電対応」などありますが、それよりも魅力的なのが「32GB」という容量。漫画は1冊あたりの容量が大きいため、たくさん持ち歩きたい人におすすめ。通常モデルよりも5,000円高くなりますが、容量が2倍になるのをどう捉えるか?
漫画・雑誌を中心に読むつもり → iPad
ディスプレイ
10.2インチ
容量
64GB
YOMUDAKE POINT
漫画や雑誌を中心に読むのであれば、迷わず「iPad」をおすすめします。ゲームなどをするわけではないため、型落ちでも全然アリ。iPadでゲームしたり絵を描いたりしたいという方であれば「iPad Air」や「iPad Pro」という選択肢も出てきますが、単純に電子書籍用のタブレットとして買うのであれば「iPad」で十分。
【番外編】漫画も読みつつコンパクトなサイズを求めるなら → iPad mini
ディスプレイ
6インチ
容量
64GB
YOMUDAKE POINT
iPadは確かに良いんだけど、できたら片手で持てるコンパクトなサイズのものが良い。活字の本も漫画も両方読みたいし、漫画は見開きで読むつまりはないという方なら「iPad mini」をおすすめします。しかし、価格が高いため電子書籍専用のタブレットとして買ってしまうのはややもったいないかなという印象。iPadで他にもやりたいことがあるならiPad miniは良い買い物になるでしょう。
Kindle端末とiPadどっちがおすすめ?比較まとめ
- 小説やビジネス書を読むだけならKindle端末がおすすめ
- 漫画や雑誌を読むならiPadがおすすめ
- 活字本中心に漫画をたまに読むならKindle端末がおすすめ
- 漫画を中心に読みつつたまに活字本を読むならiPadがおすすめ