おすすめ漫画– category –
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ジャンル別おすすめ漫画
おすすめ漫画短編集4選
センチメンタル無反応

著者 | 真造圭伍 |
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巻数 | 短編集 |
出版社 | 小学館 |
あらすじ
「ひらやすみ」で有名な真造圭伍先生の短編集。全8話で構成。中2の学際前日、俺は家出をした。-「ディパーチャー」|ウチ、結構やばいよ?清水さんは、初めて彼氏をゴミ屋敷の実家に招く-「清水家のすべて」|なじみの店が欲しくて・・・。-「いつでもフラッと飲める友達がほしいよ」
漫画「ひらやすみ」で有名な真造圭伍先生の短編集。とにかく全ての短編集を通して「人間っぽさ」みたいなものを感じ取れる。この人間っぽさとは何なのか?「ひらやすみ」でもそうだが、真造先生特有の空気感みたいなものがある。言語化することが難しいが、春のぽかぽかとした暖かさみたいな感じだろうか。無駄に装飾せず、ありのままの生きた感じが伝わってくる。好きな人にとってはたまらない作品。
夏を知らない子供たち

著者 | 山本 和音 |
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巻数 | 短編集 |
出版社 | KADOKAWA |
あらすじ
山本和音先生の短編集。全11話で構成。2150年、地球の平均気温は52度。人類はスノードームでの生活を義務付けられた。-「夏を知らない子供たち」|元彼が私に会いたがっている。私のことまだ好きじゃん?-「まどか、田園へ行く」|ドラフト候補の高校球児・三浦くんに1通のメールが届く-「ナイトゲーム」
この短編集は、それぞれの登場人物たちの人生の一瞬を切り取った感じを楽しむことができる。まさに短編集とはこのこと。個人的に好きな話は「ナイトゲーム」で、物語の展開から終わり方まで最高だった。すぐに読み返してしまったくらい好き。短編集全体を通して良い意味であっさりしているにも関わらず、読み終えたあとに何かが残る。よく分からないが夏に畳の上で読みたくなる作品。
ひきだしにテラリウム

著者 | 九井諒子 |
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巻数 | 短編集 |
出版社 | イースト・プレス |
あらすじ
九井諒子先生の短編集。タラバガニってカニじゃないらしいぜ - 「TARABAGANI」/ 魔物から国を守るために我々は街に被害を与えている? - 「ユイカ!ユイユイカ」/ あそこに見えるのは凄いお金持ちの家です。広すぎるのでバスや電車で移動します - 「すごいお金持ち」など全部で33作品収録。
本のタイトル「テラリウム」が示すように、各作品には独自の世界観がしっかりと築かれている。それどころか、「九井諒子先生の頭の中は一体どうなっているのだろう」と思わずにはいられないほど、読者をワクワクさせる切り口が多い。面白い発想を持つ人の思考をのぞいてみたい。そんな願いを叶えてくれるのが、この短編集である。
素晴らしい世界 新装完全版

著者 | 浅野いにお |
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巻数 | 短編集 |
出版社 | 小学館 |
あらすじ
「素晴らしい世界」の1巻と2巻が合わさった真相完全版。全19話+1話が収録されている。あたしは決して強い女ではないのに、勢いで大学を辞めてしまった - 「脱兎さん」| 突如目の前に現れたカラスの姿をした死神は、私の死を望んでいる - 「坂の多い街」| 俺の未来は真っ暗だ。真っ暗闇だ - 「シロップ」
短編集ではあるものの、物語の前後には人物同士のつながりがあり、登場人物たちが同じ時間、同じ世界の中で生きていることを感じさせる構成。それぞれが何かしらの思いを抱えながら、消えそうな日常を今日も生き続ける。ただそこに、虚無のごとき人生が広がっている。そんな現実を味わうことができる作品。
おすすめヒューマンドラマ漫画5選
おやすみプンプン

著者 | 浅野いにお |
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巻数 | 全13巻 |
出版社 | 小学館 |
あらすじ
小学生のプンプンは憂鬱でした。なぜならミヨちゃんが転校してしまうからです。ミヨちゃんがいなくなってしまい月曜日がつまらなくなりました。しかし、今日転校生がやってきました。田中愛子ちゃんです。プンプンは、一目惚れしました。
少年が成長する過程で抱く純粋さと醜さ、その両極があまりにも生々しく描かれている。読んでいると自分自身の弱さや逃げた過去を突きつけられるようで胸を貫かれる。
ルックバック

著者 | 藤本タツキ |
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巻数 | 全1巻 |
出版社 | 集英社 |
あらすじ
小学4年生の藤野は自分の絵に自信を持っており、学級新聞では4コマ漫画を任されていた。しかし、不登校の京本が描いた4コマが掲載されると、その圧倒的な画力の差を見せつけられる。藤野は必死に絵の勉強を始める。周りは誰も理解してくれない。そして2年後、藤野は挫折する・・・
見る人によって解釈が大きく分かれそうな作品。絵を描く喜びが、京本との出会いをきっかけに苦しみに変わり、やがて藤野は筆を折る。しかし、自分を苦しめたはずの京本だけが、最後まで藤野の才能を認めていた。そこから物語は静かに動き出す。藤野にとって、京本という存在は何だったのか。
ひらやすみ

著者 | 真造圭伍 |
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巻数 | 連載中 |
出版社 | 小学館 |
あらすじ
29歳。フリーター。恋人もいない。そんな生田ヒロトには悩みがない。普通の人なら悩みや葛藤などがありそうですが、ヒロトにはありません。しかし、彼は誰よりも幸せそうな日常を過ごしています。
今を生きることに疲れてしまった人。あるいは、ただ流されるまま日々を過ごしている人にこそ、一度触れてほしい価値観がこの作品には息づいている。どこか抜けているようでいて、実は人生の在り方をそっと示してくれる。そんな魅力を備えた作品。
ココロのプログラム

著者 | 中村ひなた |
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巻数 | 全4巻 |
出版社 | 集英社 |
あらすじ
少年・宇佐美九の元へやってきた人型ロボット・いちこ。人の「心」を学ぶため一緒に暮らすことになった。宇佐美家の隣で暮らすのは、幼馴染の入江愛。愛は、真っ直ぐで優しい九に恋心を抱いていた。一方、九もまたロボットのいちこに抱く感情に変化が。
男の子の宇佐美九・女の子の入江愛・ロボットのいちこ、の三角関係を描いた作品。単純に人間の三角関係ではなく、ここにリアルな人型ロボットを入れることで、人間の複雑な心の動きと汚い部分がにじみ出てくる。それを透き通るような透明感ある、中村ひなた先生の絵のタッチで表現されたこの世界は、美しくて儚い。表情の描き方も自然かつリアルであるからこそ、このストーリーが成り立つし引き込まれる。漫画家としての技量を魅せつけられた作品。
ソラニン

著者 | 浅野いにお |
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巻数 | 全2巻 |
出版社 | 小学館 |
あらすじ
むずかしいもんだ。人生ってのは。死んだように生きるのが嫌で会社を辞めたはずなのに、今度は何も社会貢献できていない自分がまるで存在していないような気がしてくる。社会人1年目が過ぎた井上芽衣子は、会社を辞める。フリータの彼氏と同棲して6年。見上げた空は、近くて遠かった。
もがきながら生きる一方で、そんな自分を直視したくない。掴みたくても掴めず、普通に生きたくても生きられない。折り合いをつけるべき自分とも向き合えぬまま、選択肢は次第に消えていく。可能性を手放した先に何があるのかすら分からない。生きることへの漠然とした不安感と、ただ過ぎ去る時間に溺れそうになる。刺さる人には、とにかく刺さる作品。
おすすめSF漫画5選
サマータイムレンダ

著者 | 田中靖規 |
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巻数 | 全13巻 |
出版社 | 集英社 |
あらすじ
幼馴染の潮が溺れて亡くなった。葬儀に参列するため、故郷の島に帰ってきた慎平。そこで慎平は潮の首に締められた跡があることを知る。さらに亡くなる3日前には潮にそっくりな人が?この島に伝わる影の病とは。
島を舞台にしたタイムリープ作品。序盤のミステリー要素から一気に加速するアクションとサスペンスは、息を呑む展開の連続。
山羊座の友人

著者 | 乙一 / ミヨカワ将 |
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巻数 | 全1巻 |
出版社 | 集英社 |
あらすじ
僕の家は高台にあり、2階部分だけ強い風が当たる。そんな2階にある僕の部屋のベランダには毎朝大量の落ち葉が。そして落ち葉にまぎれてゴミも。そんなゴミの中にあったのは新聞の切れ端。日付は来月。記事の内容は殺人事件。もし本当なら未来に起こる事件ということになる。そして今日、僕が通う高校で事件が起きた・・・
1巻で完結とは思えないほどストーリーに厚みがある。SFの要素はありつつも、下手にSFに頼り切ることなく、しっかりと登場人物含めて物語がしっかりと描かれており読み応えがある作品。セリフの言い回しや間も含めて漫画として面白かった。
彼方のアストラ

著者 | 篠原健太 |
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巻数 | 全5巻 |
出版社 | 集英社 |
あらすじ
西暦2063年。ケアード高校の生徒たちは、惑星キャンプへと出発する。生徒たちだけで惑星マクパで5日間過ごすというイベント。この日、無作為に集められた9人のB5班は惑星マクパへと旅立つ。しかし、そこで謎の光に飲み込まれ気付くと全員宇宙空間へ放り出されてしまう。
たまたまあった宇宙船に逃げ込み、生徒たちは帰還を目指すのですが、物語が進むに連れて想像していたものとは違う方向へ転がっていきどんどん面白くなる作品。篠原先生らしく笑いとシリアスな展開がテンポよく進むため読んでいて飽きません。
スピリットサークル

著者 | 水上悟志 |
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巻数 | 全6巻 |
出版社 | 少年画報社 |
あらすじ
中学2年生・フータの教室に転校生がやってくる。名前は、石神鉱子。彼女の額には額には大きな傷がある。その傷を隠すことなく堂々とした振る舞いにフータは見惚れてしまう。フータは石神の後ろにいる霊に気付く。実はフータには「視える力」があった。フータの力に気付いた石神は、フータの命を狙う・・・?
この物語は前世と今を行ったり来たりするのですが、物語が進むにつれてどんどん壮大になっていきます。読めば読むほど面白い漫画。
アイリウム

著者 | 小出もと貴 |
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巻数 | 短編集 |
出版社 | 講談社 |
あらすじ
アイリウム・・・1錠飲めば24時間後へワープできる薬。服用すると普段通りの生活を行うことができるが、その間の記憶は自分に残らない。嫌なコト・辛いコトの前に服用すれば記憶に残ることなくやり過ごすことができ、24時間後に意識が戻る。そんなアイリウムが当たり前になった世界に生きる7人の物語。
アイリウムが普及したこの世界では「記憶の価値」とは?みたいな部分を考えさせられる。目の前にある出来事をある意味なかったことにすることができるアイリウムは、人々を物凄く単純な生物へと変えてしまう。しかし、7人の物語の中には、アイリウムが現実でも誕生すれば、実用化される可能性はあるのでは?と思わせられるようなリアリティある場面も。アイリウムは神の慈悲か?悪魔の策略か?読み終えたあとに、考えさせられてしまう。
おすすめ癒やし漫画3選
まめで四角でやわらかで

著者 | ウルバノヴィチ香苗 |
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巻数 | 全2巻 |
出版社 | リイド社 |
あらすじ
現代と比べれば貧しい時代かもしれない。それでも、人々は会話を楽しみ、食を味わい、季節の移ろいに心を寄せながら日々を生きていた。本作は、そんな江戸の人々の暮らしを描いた短編集。江戸に流れる時間は、今よりもずっと穏やかで、ゆっくりと、そしてていねいに刻まれていた。
忙しない日々を送る現代人が、いつの間にか置き忘れてしまったもの。この作品には、そんな大切な何かが随所に散りばめられている。夏の暑さをそのままに感じ、夜空に浮かぶ月を眺め、どこからか漂う匂いに心を留める。私たちは、そんな当たり前の楽しみすら忘れてしまっていたのかもしれない。人間としての幸福とは何か。この物語には、慎ましい日常に潜む、小さな幸せが溢れている。
よつばと!

著者 | あずま きよひこ |
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巻数 | 連載中 |
出版社 | KADOKAWA |
あらすじ
緑の髪の毛をした可愛らしい5歳の女の子・よつばと父親・とーちゃんがこの街に引っ越してきた。元気で活発なよつばと、とーちゃん含め近所の人たちの日常を舞台にしたワクワク冒険漫画。
ただの日常でも、よつば視点で描くことで特別なものへと変化していきます。1つ1つのよつばの言動も可愛らしく、また周りの大人たちも面白い。そんな癒やしの世界がこの作品には詰まっています。
メタモルフォーゼの縁側

著者 | 鶴谷香央理 |
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巻数 | 全5巻 |
出版社 | KADOKAWA |
あらすじ
気づいたら75歳。もう夫の三回忌。そんなある日、お婆さんは久しぶりに本屋に立ち寄ると、1冊の絵が綺麗な漫画と出会う。その本は「BL漫画」。書店でバイトするBL好きの女子高生店員とお婆さんの年の差友情物語が描かれる。
どこか消極的で同学年のみんなが大人に変わっていくなか1人取り残されてしまっているように感じている女子高生・佐山うららと、夫を亡くして退屈な日常に変わってしまった市野井雪が、BLを通して2人に「青春」が訪れるという面白い切り口。しかし、ちゃんと年の差の部分を描いており、佐山うららが市野井雪に対して悩んだり心配する様子はリアル。1つ1つの描写がリアルで、それぞれの立場で抱えているモノが描かれており、読み終えたあとには「良い作品に出会えた」と思えるはず。