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ポイントまとめ
YOMUDAKE POINT
audibleがコインを廃止したことで「改悪だ!」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、audibleの聴き放題作品をたくさん楽しみたいという方にとっては嬉しい仕様変更とも言えるでしょう。
従来のaudibleでは、月額1,500円の会員になることで毎月コインが1枚付与されるという仕組みです。
そして、そのコイン1枚で好きなオーディオブック1冊と交換することができます。
この交換というのは「購入」の意味に当たるため、交換したオーディオブックは実質一生聴くことができるようになっています。
コインの魅力は「たとえ1,500円を超えるオーディオブックの作品でもコイン1枚と交換することができる」ということ。
つまり、欲しいオーディオブックの作品が1,500円を超えていた場合、1度audibleの会員になってコインを貰い、そのコインでオーディオブックと交換するという方法がお得な買い方でした。
新しいaudibleでは、会員になることで対象のオーディオブック約12万冊が聴き放題の仕様へと変更されました。つまり、音楽のサブスクサービスと同じような仕組みになったと言えます。
サブスクの会員費は、従来と変わらず月額1,500円のまま。コインのみ廃止という形。
YOMUDAKE POINT
聴き放題のオーディオブックサービスというと、「audible」以外にもオトバンクが運営する「audiobook.jp」というのがあります。この2つは、聴き放題のオーディオブックを提供するを代表的なサービスと言っても良いでしょう。 audibleとaudiobook.jpを比較
旧audible | 新audible | |
---|---|---|
月額料金 | 1,500円 | |
特典 | コイン1枚 | 聴き放題 |
今回のaudibleの仕様変更は、基本的には改悪とまでは言えないでしょう。むしろ聴き放題になったことで利用しやすくなったはずです。
しかし「このオーディオブックが欲しい(所有したい)」という明確な目的があって従来のコインを利用していた人にとっては改悪と言えるかもしれません。
旧audible
コインのメリット・デメリット
メリット
会員になれば毎月1冊ペースで好きなオーディオブックが手に入る。交換した本は、購入扱いになるため、audible解約後でも自由に聴くことができる。
デメリット
1冊あたりの価格が高いオーディオブックは、なかなか手を出しづらい。月1冊ペースと考えると、オーディオブック好きには物足りない。
新audible
聴き放題のメリット・デメリット
メリット
定額料金で対象のオーディオブックが聴き放題になるため、色んな本に手を出しやすい。聴きたい章や気になる本を気軽に聴けるのは魅力。
デメリット
聴き放題の対象から外れているオーディオブックの本をお得に聴く方法がなくなってしまった。コインであれば自由に好きな本を選ぶことができたので残念。
お気に入りのオーディオブック1冊をお得に購入したかった派としては、今回のコイン廃止は改悪と言えます。
一方、色んなオーディオブックを聴きたいという人にとっては、聴き放題の仕様になるというのは素晴らしいことだと思います。
※ audible(オーディブル)を実際に使用してレビューした記事がこちらになります。