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10巻以内で完結するおすすめ漫画

長編漫画に挑戦したいけれど、何十巻もある作品は敷居が高い。漫画を読みたいけど、全巻集めるのは大変。そんな方に向けて、本記事では10巻以内で完結するおすすめの名作漫画をご紹介。

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出版社
30 / 全30件
センチメンタル無反応 表紙
短編集
センチメンタル無反応
真造圭伍
小学館
ひきだしにテラリウム 表紙
短編集
ひきだしにテラリウム
九井諒子
イースト・プレス
素晴らしい世界 新装完全版 表紙
短編集
素晴らしい世界 新装完全版
浅野いにお
小学館
夏を知らない子供たち 表紙
短編集
夏を知らない子供たち
山本和音
KADOKAWA
近所の最果て 表紙
短編集
近所の最果て
澤江ポンプ
リイド社
変身のニュース 表紙
短編集
変身のニュース
宮崎夏次系
講談社
ルックバック 表紙
全1巻
ルックバック
藤本タツキ
集英社
アイリウム 表紙
全1巻
アイリウム
小出もと貴
講談社
我らコンタクティ 表紙
全1巻
我らコンタクティ
森田るい
講談社
外天楼 表紙
全1巻
外天楼
石黒正数
講談社
ピノ:PINO 表紙
全1巻
ピノ:PINO
村上たかし
双葉社
山羊座の友人 表紙
全1巻
山羊座の友人
乙一 / ミヨカワ将
集英社
まめで四角でやわらかで 表紙
2〜5巻
まめで四角でやわらかで
ウルバノヴィチ香苗
リイド社
ソラニン 表紙
2〜5巻
ソラニン
浅野いにお
小学館
タコピーの原罪 表紙
2〜5巻
タコピーの原罪
タイザン5
集英社
さらば、漫画よ 表紙
2〜5巻
さらば、漫画よ
高見奈緒
イースト・プレス
All You Need Is Kill 表紙
2〜5巻
All You Need Is Kill
小畑健 / 竹内良輔 他
集英社
リバイアサン 表紙
2〜5巻
リバイアサン
黒井白
集英社
予告犯 表紙
2〜5巻
予告犯
筒井哲也
集英社
一年につき、一万円で。 表紙
2〜5巻
一年につき、一万円で。
三秋縋 / 田口囁一
集英社
ココロのプログラム 表紙
2〜5巻
ココロのプログラム
中村ひなた
集英社
ザッケン! 表紙
2〜5巻
ザッケン!
上村奈帆 / プクプク
小学館
メタモルフォーゼの縁側 表紙
2〜5巻
メタモルフォーゼの縁側
鶴谷香央理
KADOKAWA
彼方のアストラ 表紙
2〜5巻
彼方のアストラ
篠原健太
集英社
チ。 表紙
6〜10巻
チ。―地球の運動について―
魚豊
小学館
特攻の島 表紙
6〜10巻
特攻の島
此元和津也
佐藤漫画製作所
スピリットサークル 表紙
6〜10巻
スピリットサークル
水上悟志
少年画報社
BLUE GIANT 表紙
6〜10巻
BLUE GIANT
石塚真一
小学館
青のフラッグ 表紙
6〜10巻
青のフラッグ
KAITO
集英社
セトウツミ 表紙
6〜10巻
セトウツミ
此元和津也
秋田書店
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短編集

目次

センチメンタル無反応

センチメンタル無反応
著者真造圭伍
巻数短編集
出版社小学館

あらすじ

「ひらやすみ」で有名な真造圭伍先生の短編集。全8話で構成。中2の学際前日、俺は家出をした。-「ディパーチャー」|ウチ、結構やばいよ?清水さんは、初めて彼氏をゴミ屋敷の実家に招く-「清水家のすべて」|なじみの店が欲しくて・・・。-「いつでもフラッと飲める友達がほしいよ」

ネタバレなしレビュー

漫画「ひらやすみ」で有名な真造圭伍先生の短編集。とにかく全ての短編集を通して「人間っぽさ」みたいなものを感じ取れる。この人間っぽさとは何なのか?「ひらやすみ」でもそうだが、真造先生特有の空気感みたいなものがある。言語化することが難しいが、春のぽかぽかとした暖かさみたいな感じだろうか。無駄に装飾せず、ありのままの生きた感じが伝わってくる。好きな人にとってはたまらない作品。

ひきだしにテラリウム

ひきだしにテラリウム
著者九井諒子
巻数短編集
出版社イースト・プレス

あらすじ

九井諒子先生の短編集。タラバガニってカニじゃないらしいぜ – 「TARABAGANI」/ 魔物から国を守るために我々は街に被害を与えている? – 「ユイカ!ユイユイカ」/ あそこに見えるのは凄いお金持ちの家です。広すぎるのでバスや電車で移動します – 「すごいお金持ち」など全部で33作品収録。

ネタバレなしレビュー

本のタイトル「テラリウム」が示すように、各作品には独自の世界観がしっかりと築かれている。それどころか、「九井諒子先生の頭の中は一体どうなっているのだろう」と思わずにはいられないほど、読者をワクワクさせる切り口が多い。面白い発想を持つ人の思考をのぞいてみたい。そんな願いを叶えてくれるのが、この短編集である。

素晴らしい世界 新装完全版

素晴らしい世界 新装完全版
著者浅野いにお
巻数短編集
出版社小学館

あらすじ

「素晴らしい世界」の1巻と2巻が合わさった真相完全版。全19話+1話が収録されている。あたしは決して強い女ではないのに、勢いで大学を辞めてしまった – 「脱兎さん」| 突如目の前に現れたカラスの姿をした死神は、私の死を望んでいる – 「坂の多い街」| 俺の未来は真っ暗だ。真っ暗闇だ – 「シロップ」

ネタバレなしレビュー

短編集ではあるものの、物語の前後には人物同士のつながりがあり、登場人物たちが同じ時間、同じ世界の中で生きていることを感じさせる構成。それぞれが何かしらの思いを抱えながら、消えそうな日常を今日も生き続ける。ただそこに、虚無のごとき人生が広がっている。そんな現実を味わうことができる作品。

夏を知らない子供たち

夏を知らない子供たち
著者山本和音
巻数短編集
出版社KADOKAWA

あらすじ

山本和音先生の短編集。全11話で構成。2150年、地球の平均気温は52度。人類はスノードームでの生活を義務付けられた。-「夏を知らない子供たち」|元彼が私に会いたがっている。私のことまだ好きじゃん?-「まどか、田園へ行く」|ドラフト候補の高校球児・三浦くんに1通のメールが届く-「ナイトゲーム」

ネタバレなしレビュー

この短編集は、それぞれの登場人物たちの人生の一瞬を切り取った感じを楽しむことができる。まさに短編集とはこのこと。個人的に好きな話は「ナイトゲーム」で、物語の展開から終わり方まで最高だった。すぐに読み返してしまったくらい好き。短編集全体を通して良い意味であっさりしているにも関わらず、読み終えたあとに何かが残る。よく分からないが夏に畳の上で読みたくなる作品。

近所の最果て

著者澤江ポンプ
巻数短編集
出版社リイド社

あらすじ

澤江ポンプ先生の短編集。2年前に経験した絶望。33歳の会社員・伊達は、健康のために毎日スーパーで納豆を買う。そんな彼は、スーパーのレジに立つ女性店員・吉井経(よしいけ)の頭に葉っぱが咲いていることに気づく – はっぱの人 / 「大丈夫上手くいくさ ほらゲームみたいなもんだ」何もかもが嫌になって学校に行かなくなったぼくにパパは言った。でも、パパは亡くなってしまった – サイコンクエスト など

ネタバレなしレビュー

読み切り作品やエッセイ、1ページ漫画などを収録した短編集。日常のひとコマに独特の空気感と、わずかな不思議さを添えることで、思わず「ふふっ」と微笑んでしまうような世界を描き出す。

変身のニュース

著者宮崎夏次系
巻数短編集
出版社講談社

あらすじ

宮崎夏次系先生の短編集。ちょっとお前首吊ってきて。社長が事故を起こしたことで、命には命で償うことに。そこで首吊りを頼まれた僕はトイレに篭り・・・ – 昼休み / 退屈な毎日をやり過ごすために、僕たちはバクダン遊びをする。次のターゲットはあの建物だ – 成人ボム 夏の日 / 病院へ運ばれた妻。無事手術は成功したが、ベッドにいる妻はうちの妻ではない。一体誰なんだ – 飛んだ車 など

ネタバレなしレビュー

いずれの作品も完成度が高く、読む者を惹きつける。わずかな絶望とほのかな希望が交錯する物語が多く、その空気感は絵のタッチとも相乗して深みを増す。各話の読後には、どこか文学的な余韻も。

1巻完結漫画

ルックバック

ルックバック
著者藤本タツキ
巻数全1巻
出版社集英社

あらすじ

小学4年生の藤野は自分の絵に自信を持っており、学級新聞では4コマ漫画を任されていた。しかし、不登校の京本が描いた4コマが掲載されると、その圧倒的な画力の差を見せつけられる。藤野は必死に絵の勉強を始める。周りは誰も理解してくれない。そして2年後、藤野は挫折する・・・

ネタバレなしレビュー

見る人によって解釈が大きく分かれそうな作品。絵を描く喜びが、京本との出会いをきっかけに苦しみに変わり、やがて藤野は筆を折る。しかし、自分を苦しめたはずの京本だけが、最後まで藤野の才能を認めていた。そこから物語は静かに動き出す。藤野にとって、京本という存在は何だったのか。

アイリウム

アイリウム
著者小出もと貴
巻数全1巻
出版社講談社

あらすじ

アイリウム・・・1錠飲めば24時間後へワープできる薬。服用すると普段通りの生活を行うことができるが、その間の記憶は自分に残らない。嫌なコト・辛いコトの前に服用すれば記憶に残ることなくやり過ごすことができ、24時間後に意識が戻る。そんなアイリウムが当たり前になった世界に生きる7人の物語。

ネタバレなしレビュー

アイリウムが普及したこの世界では「記憶の価値」とは?みたいな部分を考えさせられる。目の前にある出来事をある意味なかったことにすることができるアイリウムは、人々を物凄く単純な生物へと変えてしまう。しかし、7人の物語の中には、アイリウムが現実でも誕生すれば、実用化される可能性はあるのでは?と思わせられるようなリアリティある場面も。アイリウムは神の慈悲か?悪魔の策略か?読み終えたあとに、考えさせられてしまう。

我らコンタクティ

我らコンタクティ
著者森田るい
巻数全1巻
出版社講談社

あらすじ

「クソが……クソ野郎。会社、辞めちゃおっかな。」会社員のカナエは、偶然再会した小学校の同級生・中平かずきと出会う。彼は、寂れた工場でひとり、ロケットエンジンを製作していた。目的は宇宙で映画を上映するため。荒唐無稽な夢に呆れるカナエだったが、次第に彼の真摯な情熱に惹かれていき、2人はロケット開発に挑むことに・・・。

ネタバレなしレビュー

合理性が重んじられるこの時代。そんな現代に、ただただロマンのために命を燃やす2人の姿は、まるで異星の光のようにまぶしい。そこに意味などなくてもいい。ただ夢中になれるものがある。痛快で熱量のある物語。

外天楼

外天楼
著者石黒正数
巻数全1巻
出版社講談社

あらすじ

増築と改築を重ねた、でこぼこだらけでまるで迷路のような奇妙な建物となった「外天楼」。この場所を舞台に、物語は本屋でエロ本を買おうと画策する三人の少年たちのエピソードから幕を開ける。その後も、個性豊かな登場人物たちが次々に姿を現し、読者は一見すると短編集のように思える。しかし、それらの断片的に見える物語はやがて一本の線となり、想像を裏切る形へ・・・

ネタバレなしレビュー

序盤は軽妙なコメディとして展開し、作風もオチも実に痛快であるも読み進めるにつれ、物語の空気は徐々に得体の知れない不穏さが漂い始める。著者独自の世界観が多角的に凝縮された本作は、タイトルにもある「外天楼」そのもののように、複雑で魅惑的な構造を持っていて面白い。

ピノ:PINO

著者村上たかし
巻数全1巻
出版社双葉社

あらすじ

AIに「心」は存在するのか。人間の知能を超えた量産型人型ロボット「ピノ」が普及する近未来。ある事件をきっかけに研究施設が爆破されるが、その直前、ピノが見せた行動はまるで「心」を持つ者のようだった。1年後、とある街に住むピノは一人暮らしの認知症のおばあさんと穏やかな生活を送っていた。しかし、ウイルス感染により10日後に機能停止が迫る中、ピノの中である変化が・・・

ネタバレなしレビュー

心を持ってしまったロボットという古典的テーマではありつつも、人とロボットの境界線をしっかりと描き、切なくも温かな視点で包み込んだ作品。ピノを創造した人間、認知症のおばあさんが見ている世界、ピノ自身の世界、そして読者の世界。それぞれの「心の在り方」が問われる。1本の映画を見たかのような満足度。

山羊座の友人

山羊座の友人
著者乙一 / ミヨカワ将
巻数全1巻
出版社集英社

あらすじ

僕の家は高台にあり、2階部分だけ強い風が当たる。そんな2階にある僕の部屋のベランダには毎朝大量の落ち葉が。そして落ち葉にまぎれてゴミも。そんなゴミの中にあったのは新聞の切れ端。日付は来月。記事の内容は殺人事件。もし本当なら未来に起こる事件ということになる。そして今日、僕が通う高校で事件が起きた・・・

ネタバレなしレビュー

1巻で完結とは思えないほどストーリーに厚みがある。SFの要素はありつつも、下手にSFに頼り切ることなく、しっかりと登場人物含めて物語がしっかりと描かれており読み応えがある作品。セリフの言い回しや間も含めて漫画として面白かった。

2巻~5巻完結漫画

まめで四角でやわらかで

まめで四角でやわらかで
著者ウルバノヴィチ香苗
巻数全2巻
出版社リイド社

あらすじ

現代と比べれば貧しい時代かもしれない。それでも、人々は会話を楽しみ、食を味わい、季節の移ろいに心を寄せながら日々を生きていた。本作は、そんな江戸の人々の暮らしを描いた短編集。江戸に流れる時間は、今よりもずっと穏やかで、ゆっくりと、そしてていねいに刻まれていた。

ネタバレなしレビュー

忙しない日々を送る現代人が、いつの間にか置き忘れてしまったもの。この作品には、そんな大切な何かが随所に散りばめられている。夏の暑さをそのままに感じ、夜空に浮かぶ月を眺め、どこからか漂う匂いに心を留める。私たちは、そんな当たり前の楽しみすら忘れてしまっていたのかもしれない。人間としての幸福とは何か。この物語には、慎ましい日常に潜む、小さな幸せが溢れている。

ソラニン

ソラニン
著者浅野いにお
巻数全2巻
出版社小学館

あらすじ

むずかしいもんだ。人生ってのは。死んだように生きるのが嫌で会社を辞めたはずなのに、今度は何も社会貢献できていない自分がまるで存在していないような気がしてくる。社会人1年目が過ぎた井上芽衣子は、会社を辞める。フリータの彼氏と同棲して6年。見上げた空は、近くて遠かった。

ネタバレなしレビュー

もがきながら生きる一方で、そんな自分を直視したくない。掴みたくても掴めず、普通に生きたくても生きられない。折り合いをつけるべき自分とも向き合えぬまま、選択肢は次第に消えていく。可能性を手放した先に何があるのかすら分からない。生きることへの漠然とした不安感と、ただ過ぎ去る時間に溺れそうになる。刺さる人には、とにかく刺さる作品。

タコピーの原罪

タコピーの原罪
著者タイザン5
巻数全2巻
出版社集英社

あらすじ

ある日小学生のしずかちゃんは、ハッピー星からやってきたハッピー星人と出会う。ハッピー星人を「タコピー」と名付けた。純真無垢なタコピーは、しずかちゃんを元気にしようとするもどこか暗い表情のまま。実はしずかちゃんは、学校で壮絶なイジメに合っていて・・

ネタバレなしレビュー

常に読んでいて苦しくなるような展開が続くも、タコピーの「純真無垢な姿」が良い味を出している。物語の序盤では、しずかちゃんは周りの劣悪な環境によって可愛そうな少女として映るも、中盤からは少しずつ、タコピーと読者はしずかちゃんに振り回されるようになり、気づくと序盤に見えていた景色と違う景色に変わっている。2巻という短い物語の中に、読者は何度も感情が行ったり来たりするのを味わえるおすすめの作品。

さらば、漫画よ

さらば、漫画よ
著者高見奈緒
巻数全2巻
出版社イースト・プレス

あらすじ

両親の離婚により、兄は母の元へ引き取られ、8歳の弟・皆蔵(みなぞう)は父と暮らすことになった。しかし、皆蔵の胸には常に寂しさが付きまとっていた。「みんなと一緒にいたいだけなんだ…」彼の心の拠り所は、人気漫画のキャラクター・モクモクマンだった。今日もまた、皆蔵は彼に向けて手紙を綴る。一方、その漫画の作者もまた、虚無と向き合いながら筆を執っていた。

ネタバレなしレビュー

舞台は、異常気象による猛暑が続く東京。限られた者だけが地下へ避難を許される世界で、地上に取り残された孤独な少年と漫画家の物語が描かれる。度重なる災害や人災、生死の境を彷徨う日常の中で、漫画はどのような意味を持つのか。どこかの誰かに届く救いの手とは何か。読み終えたとき、心にじんわりと温かさが広がる。

All You Need Is Kill

All You Need Is Kill
著者小畑健 / 竹内良輔 / 安倍吉俊 / 桜坂洋
巻数全2巻
出版社集英社

あらすじ

人類は今、かつてない戦争の渦中にある。謎の生命体・ギタイ。彼らの目的は人類の完全殲滅だった。この長きにわたる戦争の最前線に、初出撃として投入される兵士・キリヤ・ケイジ。キリヤは、USの特殊部隊と共に戦場へ向かう。しかし初陣の戦場で、彼は圧倒的な数のギタイに追い詰められ、身体を貫かれ、激しい痛みの中で死を迎える・・・はずだった。次に目を覚ましたとき、キリヤは出撃前日の朝に戻っていた。

ネタバレなしレビュー

まさに王道のSF漫画。戦闘用スーツをはじめとしたメカニック描写は細部まで作り込まれており、厨二心を刺激する。死と成長を繰り返すループ構造、そしてその先に待ち受ける結末まで、スピード感に満ちた作品

リバイアサン

リバイアサン
著者黒井白
巻数全3巻
出版社集英社

あらすじ

宇宙空間で見つけた古びた旅客船の中に潜入する盗掘屋の3名。人の気配はなく、廃墟のような船内。そこで金目の物を探していると1冊の手帳を見つける。手帳は航海日誌のようで、この旅客船で起きたことが書かれていた。どうやらこの旅客船は中学校の修学旅行で使われていた船らしく、そこでは悲惨な事件が起きていたようで・・・

ネタバレなしレビュー

映画を見ているかのようなスケール感満載のSF漫画。絵のタッチ含め常に緊張感を楽しめる。そして物語はどう展開していくのか?ドキドキを楽しめる。

予告犯

予告犯
著者筒井哲也
巻数全3巻
出版社集英社

あらすじ

「明日の予告を教えてやる」突如、インターネット上の動画投稿サイトに現れた、新聞紙で顔を覆った謎の男。彼は社会秩序を乱す人物を名指しし、犯行予告を行ったうえで、それを実行に移していく。その手口と目的に世間は騒然。やがてネット上では、彼を支持する声さえ現れ始めた。果たして、彼の真の狙いとは何なのか?

ネタバレなしレビュー

現代社会の歪みに切り込む異色のサスペンス。ネット社会を舞台に展開される「制裁劇」は、単なる犯罪ドラマにとどまらず、格差・排除・正義といった普遍的テーマを浮き彫りにする。

一年につき、一万円で。

一年につき、一万円
著者三秋縋 / 田口囁一
巻数全3巻
出版社集英社

あらすじ

20歳になったクスノキは、金欠だった。食べるものに困っていた彼はCDと本を手放す。そこで寿命を買い取ってもらえるサービスを知る。命の査定を行うと、余命は30年3ヶ月。1年あたりの買い取り額は、最低買取価格の1万円。自分の今後の人生に価値がないことを知った彼は3ヶ月だけ残し、30年分を売り払う。

ネタバレなしレビュー

自分の残りの人生に価値がないことを知るという絶望から始まるこの物語は、色々と読んでいて心に突き刺さる。寿命というものを意識し始め、人との繋がりを求めはじめるところもリアル。

ココロのプログラム

ココロのプログラム
著者中村ひなた
巻数全4巻
出版社集英社

あらすじ

少年・宇佐美九の元へやってきた人型ロボット・いちこ。人の「心」を学ぶため一緒に暮らすことになった。宇佐美家の隣で暮らすのは、幼馴染の入江愛。愛は、真っ直ぐで優しい九に恋心を抱いていた。一方、九もまたロボットのいちこに抱く感情に変化が。

ネタバレなしレビュー

男の子の宇佐美九・女の子の入江愛・ロボットのいちこ、の三角関係を描いた作品。単純に人間の三角関係ではなく、ここにリアルな人型ロボットを入れることで、人間の複雑な心の動きと汚い部分がにじみ出てくる。それを透き通るような透明感ある、中村ひなた先生の絵のタッチで表現されたこの世界は、美しくて儚い。表情の描き方も自然かつリアルであるからこそ、このストーリーが成り立つし引き込まれる。漫画家としての技量を魅せつけられた作品。

ザッケン!

ザッケン
著者上村 奈帆 / プクプク
巻数全4巻
出版社小学館

あらすじ

私は卒業式で泣いたことがない。私は青春不適合者だ。高校生になったゆかりは、青春を感じられる「夢中になれる何か」を探していると・・・徳田みみに出会う。彼女は雑草研究部という部活らしい。雑研と出会い、ゆかりの見えていた世界は大きく変わっていく。

ネタバレなしレビュー

雑草にスポットを当てた青春漫画。雑草から繋がる友、雑草から見えてくる世界、面白い切り口の漫画。

メタモルフォーゼの縁側

メタモルフォーゼの縁側
著者鶴谷香央理
巻数全5巻
出版社KADOKAWA

あらすじ

気づいたら75歳。もう夫の三回忌。そんなある日、お婆さんは久しぶりに本屋に立ち寄ると、1冊の絵が綺麗な漫画と出会う。その本は「BL漫画」。書店でバイトするBL好きの女子高生店員とお婆さんの年の差友情物語が描かれる。

ネタバレなしレビュー

どこか消極的で同学年のみんなが大人に変わっていくなか1人取り残されてしまっているように感じている女子高生・佐山うららと、夫を亡くして退屈な日常に変わってしまった市野井雪が、BLを通して2人に「青春」が訪れるという面白い切り口。しかし、ちゃんと年の差の部分を描いており、佐山うららが市野井雪に対して悩んだり心配する様子はリアル。1つ1つの描写がリアルで、それぞれの立場で抱えているモノが描かれており、読み終えたあとには「良い作品に出会えた」と思えるはず。

彼方のアストラ

彼方のアストラ
著者篠原健太
巻数全5巻
出版社集英社

あらすじ

西暦2063年。ケアード高校の生徒たちは、惑星キャンプへと出発する。生徒たちだけで惑星マクパで5日間過ごすというイベント。この日、無作為に集められた9人のB5班は惑星マクパへと旅立つ。しかし、そこで謎の光に飲み込まれ気付くと全員宇宙空間へ放り出されてしまう。

ネタバレなしレビュー

個人的に前作の「スケットダンス」のファンでもあるが、相変わらずコメディ要素で笑わせてきたと思いきや突然シリアスな場面を取り入れ緩急の使い方が上手い。また、物語に登場するキャラクターが多いにも関わらず、1人1人ちゃんと個性や役割が与えられているのも素晴らしい。そして終盤に近づくにつれ、ページをめくる手が止まらなくなる。

6巻~10巻完結漫画

チ。

チ。
著者魚豊
巻数全8巻
出版社小学館

あらすじ

15世紀のヨーロッパ。異端思想の者は、拷問され火炙りに処された時代。天動説が当たり前のように信じられていたこの世界で、異端と見なされる「地動説」を支持する者たちがいた。彼らは命がけで真実を追い求める・・・。

ネタバレなしレビュー

信じたいから信じ、神や宗教という縛りがあるなかで、今の言葉で言うなら「逆張り」をしている人たちのもがく姿が熱い。そしてこの作品の面白いところは、届かなかった夢の儚さをちゃんと感じ取れるところ。

特攻の島

特攻の島
著者此元和津也
巻数全8巻
出版社佐藤漫画製作所

あらすじ

昭和19年9月。サイパンは堕ち、米軍による本土への空襲が始まった。日本はこの逆境を乗り越えるため新たな兵器が考案される。その名は「回天」、1度搭乗すれば生還することはできない人間魚雷。巨大な鉄の棺桶である。少年たちは自ら志願し、この回転に乗り込む・・・。

ネタバレなしレビュー

まず圧倒的な画力に背筋がゾッとするほど引き込まれます。そして、登場人物たちの心情や葛藤も描かれており全員が全員同じ方向を指しているわけでもないところも良い。主人公の渡辺もその中の1人。終盤にかけて心境の変化の仕方もリアルです。

スピリットサークル

スピリットサークル
著者水上悟志
巻数全6巻
出版社少年画報社

あらすじ

中学2年生・フータの教室に転校生がやってくる。名前は、石神鉱子。彼女の額には額には大きな傷がある。その傷を隠すことなく堂々とした振る舞いにフータは見惚れてしまう。フータは石神の後ろにいる霊に気付く。実はフータには「視える力」があった。フータの力に気付いた石神は、フータの命を狙う・・・?

ネタバレなしレビュー

この物語は前世と今を行ったり来たりするのですが、物語が進むにつれてどんどん壮大になっていきます。読めば読むほど面白い漫画。

BLUE GIANT

BLUE GIANT(ブルージャイアント)
著者石塚真一
巻数全10巻
出版社小学館

あらすじ

中学時代、友達に誘われたジャズの演奏会をきっかけにジャズに心を打たれた宮本大。高3になった大。ジャズに誘ってくれた友達は医学部を目指していて楽器の演奏はやめていた。3年生としての部活も終わり、大は1人河原でサックスを独学で吹き続ける。ジャズプレイヤーになることを夢見る1人の青年を描いた物語。

ネタバレなしレビュー

真っ直ぐすぎる大の挑戦する姿に応援したくなります。そして画力に音色が乗っかり、漫画なのに音が聴こえてきます。本当に。

青のフラッグ

青のフラッグ
著者KAITO
巻数全8巻
出版社集英社

あらすじ

いつから変わってしまったのだろう。どこか達観している高3の太一。太一とは正反対で、背が高くスポーツができる幼馴染のトーマ。そして太一と同じく背の小さな女子の二葉。どんくさくていつも俯いている。そんな高校3年生の青春と心の葛藤を描いた作品。

ネタバレなしレビュー

最初は爽やかな青春学園物語だと勝手に思い込んで読んでいたのですが、読み進めていくと後頭部を殴られたかのような衝撃を受けた作品。憧れや嫉妬に嫌悪感など複雑な感情に向き合えない人、向き合いつつある人、隠している人。登場人物たちが選んだ答えをぜひ読んでほしいです。

セトウツミ

著者此元和津也
巻数全8巻
出版社秋田書店

あらすじ

高校生の瀬戸は、暇をつぶすために。同じく同級生の内海は塾までの時間をつぶすために。今日も学校が終わると河川敷に集まり、2人の爽快でコミカルな関西弁トークが始まる。

ネタバレなしレビュー

漫才が好きな人ほど、どっぷりとハマってしまう作品だと思います。ギャグ漫画か?というと少し違っていて、とにかく2人が喋り倒すという感じ。これを漫画で表せているところが凄い。

10巻以内で完結するおすすめ漫画・短編集 TOP10

スクロールできます
1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
タイトルココロのプログラム
ココロのプログラム
まめで四角でやわらかで
まめで四角でやわらかで
夏を知らない子供たち
夏を知らない子供たち
我らコンタクティ
我らコンタクティ
ソラニン
ソラニン
ルックバック
ルックバック
メタモルフォーゼの縁側
メタモルフォーゼの縁側
さらば、漫画よ
さらば、漫画よ
センチメンタル無反応
センチメンタル無反応
青のフラッグ
青のフラッグ
著者中村ひなたウルバノヴィチ香苗山本和音森田るい浅野いにお藤本タツキ鶴谷香央理高見奈緒真造圭伍KAITO
出版社集英社リイド社KADOKAWA講談社小学館集英社KADOKAWAイースト・プレス小学館集英社
巻数全4巻全2巻短編集全1巻全2巻全1巻全5巻全2巻短編集全8巻

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